香港でフライフィッシングが市民権を得る日

香港ボートシーバス出撃 五回目

第一回、坊主だけど個体確認
第二回、坊主だけどターポンを見る
第三回、フライで大陸鱸一匹目
第四回、丸坊主、コンタクト、生命反応まるでなし

とでてみて、今日で五回目。今回は、釣具屋が紹介してくれた地元の釣り師トーマスが通訳及び同行釣り師となった。

営業報告

前回よりサイズアップの35-40cmクラスを5匹獲得!
40cm

見た目も風格が出てきている。

フライは、サンスイのクレージーチャーリー。おいおい、またかぁ?
一応、大陸鱸というイメージにだんだん近づいてきた。いい感じである。

今回同行してくれたトーマス君はまだ学生の、釣りキチ。一通りの質問にはなかなかシャープな答えが返ってくる。大陸鱸は表面でのボイルはほとんど見ないと。彼の仮説は表層のプレッシャーが強いからでないかとのこと。確かに、去年ゲストで来た時も含めて6回乗ってまだ、1度しか表層のボイルを見たことがない。

表層には普通にベイトはよく見えるし、水が汚いとか、酸素が少ないとかいうことはなさそうである、でも釣り人口が多いからといって魚の性格まで変わってしまうのだろうか。ありえるのかなぁ?
また、東京湾に比べるとまだ仮説の域を出ないがやはり個体数は少ない気がする。基本何でもかんでも持ち帰って食卓に上がってしまうから。今日は船長は生きエビを使って、手のひらサイズの、カサゴ、ミーバイ、カニ、エイ、キスをつっていたが、すべてキープ。

トーマス君はゲームフィッシュを理解していて、だからこの国ではゲームフィッシュが成り立ちにくいんですとややぼやいていた。

このドラゴン船長(勝手に命名、名前の中に龍という文字が入っているから)2回のせてもらって坊主なし。片や英語の通じる船長とは結果が出せていない。意思疎通はできるが、基本まだ、フライフィッシングや、ぼく自身を信じていないからなぁ。これが悪循環にならないことを願うのみ。結果を出せばこの壁は越えられるはず。

ドラゴン船長とは言葉は通じないけれど、心は今日で完全に通じて、「朋友」パンヤオ、パンヤオといってくれる。結果出せば距離感はいとも簡単になくなるのだ。

とは言ったものの、数時間沈黙して釣りするわけにいかず、基本トーマス君に話しかけている。船長はトーマスの質問に答えてくれるし、様々な技術指導も入っていたよう。私だけではさすがに間が持たない。本当に助かる。

釣れた地合いは終了間際の20分のみ。それまで生命反応はまるでなかった。しかし、この40cmクラスを一匹釣っているときに後ろから70cmクラスが船べりまでついてきて船中の活性がえらく上がる瞬間もあった。このサイズだよ!これこれ!

今シーズン中に60cmオーバー釣りたい!

先週の1匹は、まぐれだろといわれても仕方ないけれど、今日の5連発は少なくとも二人証人がいるし、そもそも、船長は完全に私たちの釣りのことを信じてくれるところに来たのは間違いない。それがうれしい。

この香港でもいつの日かフライフィッシングが市民権を得る日が来るかもしれないし、その土台の一歩が始まったと思うと、ジワリとうれしさが残る印象深い出撃であった。

おしまい。

E-P1 MZD 17MM F2.8 HDRI

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香港でフライフィッシングが市民権を得る日」への3件のフィードバック

  1. おお~、これは成魚サイズですね!最初のとは雰囲気が違う!しかし、これと同じのが西日本でも釣れるなんて知りませんでしたよ、もろ「西日本」に生まれ育ったのに。
    魚が生息域での釣りプレッシャーで性格が変わるというのは、オアフのパピオやウルアにも言えると思いますよ。地元の連中が言ってましたが、本来は攻撃的で警戒心とは無縁な奴らが、オアフ沿岸では警戒心が強いのしか残っていないそうです。警戒心を持った個体だけが生き残るという状態が長い間続いてしまうと、その辺だけ「進化」するのかもしれません。オアフのパピオは小さいのでさえルアーやフライを見切る事が多いですからね~ 回遊性のシイラでさえ、相模湾に入るとたった数週間でルアーやフライを見切るようになりますから、地付きの魚が環境に順応して海域固有の性格を持つのはそんなに不思議じゃないかも。

  2. >fishordieさん
    うむ。科学者の指摘はやはり説得力があるなぁ。ということはやはり、生存するために強烈なlocalizeがあり、そのなかに、上を見ちゃいけない。というものが含まれているという可能性が大きいということですね。
    確かに、オアフや、big islandのpapioはえらく難しいですよね。グラブや、ルアーでさえ見切るのがものすごくはやい。フライを始める前に数年間通っていた時期がありそれは実感していました。papio釣ってものすごくうれしかったからなぁ。
    ということは、これはかなり強い仮説ということですね。こういうのって、ところで、証明する方法ってあるのかしら。

  3. 「証明」はできないけど、仮説を支持する証拠は出せるかも。かなりの実験が必要になりそうだな~ 実験したいな~ 誰か研究費出してくれないかな~(笑)

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