Parazacco Spilurus

オイカワクエストの次に、予期していなかったクエストが始まった。

Parazacco Spilurusの成魚を「写真におさめる」という修行。

この魚、英語名はPredaceous Chubというもので、直訳すると「肉食」チャブ。

何とも猛々しい名前だ。

よく顔を見ると口がへの字に曲がっており、結構いかつい顔つきをしている。成魚になるとその顔つきに迫力ができてくるのだ。

この魚、香港ではオイカワより分布が広い。オイカワは緩やかな流れがそれなりの距離がないと見当たらないのに対して、Parazacco Spilurusは、急流、渓流のなかのやや大きな水たまり程度の環境でも生育できるよう。

堰などで生育域が分断されていてもへっちゃらでその閉鎖域でしっかり生きている。

香港では流れの緩やかな川の数は多くない。一方、貯水池に流れ込む小さな流れや、グーグルマップ・アースでは確認できない規模で、大きめの流れのある水たまりは結構な数があり、その中でParazacco Spilurusは広く分布が確認された。

確認されたといっても、これまでのオイカワ・チャブクエストで実際に探索した川は8河川。移動中に目視出来ている川も同じくらいあるので、それを含めると検討された川は多分15,6くらいか。

オイカワは華麗さを持った美しさにその魅力を感じた。

一方Parazacco spilurus

見た目はオイカワほどの華麗さはないのだけれども、その精悍な顔立ちと、猛々しい性格だけれども美しさも持ち合わせている魚に、付き合うほどに魅せられていった。日本の魚だとカワムツによく似ている。でも別の種類だ。

英語名で肉食というのをつけたのは性格をよく表している。小っちゃいのに荒々しく、パワーがある。

今日もParazacco Spilurusの成魚を撮影しているときにコオロギが水面に落ちて一瞬で飲みこまれていった。

実はParazacco Spilurusの成魚これまで3度捕獲に成功していたのだが、写真撮影時にすべて遁走されてしまっていたのだ。すごいスタミナとパワーで、クレソン畑の中や撮影しようとしている小さな流れから脱走していったのだ。

そうしているうちに、奴らのパワーや、猛々しい性格に引き込まれていった。

香港オイカワに遅れること4週間、やっとParazacco Spilurus成魚を撮りおさめられた。成魚といっても、追星がやっと着き始めたほやほやレベルだけどね。

 

そしてやっとこの一枚が撮れた。オイカワとは一味違う野性味と、背中の黄色い線がチャームポイント。

adultchub1_R

香港「肉食」Parazacco Spilurus、愛すべき暴れん坊。

おしまい。

E-P1 MZD 17MM F2.8 AE BKT HDRI

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