香港フライでレッドドラム

遂にこの日が来た。

レッドドラム、香港で陸っぱりから仕留めた。

住んでいる島で夏の終わりから、国境際の釣り師達の村田さんがRedfishを複数回釣っていたし、これまでエサ釣り師が上げているのを目撃していたので島にレッドフィッシュが居ることはわかっていた。村田さんは丁寧に底を攻めてとっていて、エサ釣り師はボラや鯖の切り身を打ち込みでとっている。

もちろん秋から狙って出撃を繰り返していたけれどフライでは攻め切れず。ボトムから上がってきたのはカサゴのみ。ボトムの攻め方は結構難しい。この島の周りは岩か岩が砕けたガレ場が多い。フローティングにクラウザーやチャーリーをつなげてもそれでも根がかりする。

しかしやっとこの日が来た。観察と研究とパトロールを続けて、頭の中にある水面下のイメージと現実が一致する瞬間が!

フライマンの至福の瞬間ってこの妄想と現実が重なって一致する瞬間にある。

そして、そんな瞬間はめったに来ない。もちろん、ピントが合っていないイメージのときでも釣れることもあるし、水面下のイメージがあっていたとして魚がいなかったら意味をなさない。めったに来ないから、来た時の喜びたるや何にも代えがたい。なのでその過程で徒労があってもあまり苦にならない。前回のポッパーでのチーバスちゃんでも心から喜べた。

この獲物を仕留めた前日、大型レッドドラムがみえた。幸いなるかな、その場所はボトムが砂泥で岩がほとんどないので底を躊躇なく取ることができる。喜び勇んで新型リップミノーを投入。間違いなく数回魚の横をリップミノーは通った。側線にぶるぶるは通じているはずだし、目の前を通したはずだけれども反応は無かった。リップミノー底をコツコツ行けるといっても、ルアーのようにリップが大きくないのでそれなりのスピードが無いと底をつつかない。基本止めると浮かぶので魚がボトムを意識しているのであればダメなのかもしれない。

それで次の日に、クラウザーミノー投入。ボーンフィッシュの釣りとまったく同じように攻めてみた。ちょこちょこ動かしてはとめる。strip and stop strip and stop…砂埃を上げるイメージでずる引き。

頭の中にあったのは50㎝クラスが取れればという妄想でしたが、現実に出てきたのは、、、

これだ!

redfis3_R

叉長80㎝、全長83㎝、推定4キロ半ば。

アタリは明確ではなかったものの、すぅーっとフライが引き込まれる感覚があり、グワン!とロッドが絞られ凄いトルクでラインが出ていきました。

取り込み時、ランディングネットを破壊するくらい重かった。

香港ソルトフライ最良かつ最大のトロフィーが目の前に。

redfish1_R

釣り上げて写真撮影が終わってしばらくたっても極端な興奮状態にあり、ずっと深呼吸している自分に気が付き苦笑い。

さっさと竿をたたんで帰宅し勝利の美酒に酔いました。こんなうまい酒はめったにない。

香港、陸っぱりからモンスターレッドドラム。

redfish6_R

一生忘れないと思う。

因みに、レッドドラム、広東語では星鱸、ははは、日本語にするとホシスズキだ。てことはタイリクスズキ?魚のことよく知らない人が訳したらきっと事故が起きる。

おしまい。

E-P1 MZD 17MM F2.8 AE BKT HDRI

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香港フライでレッドドラム」への7件のフィードバック

  1. Murataさん、コメントありがとうございます。エサで釣れるのは知っていたけれど、村田さんがルアーで釣ってくれたからこそ結果を出すところまで行きつけました。それも、何度も証明されたことはくじけない動機に大きくつながりました。いつでも来てください。メーター見たいです!

  2. うーむ、でかい
    しかもいきなりコレとは参りました
    フライを知らない僕としてはこのクラスでも毛鉤を飛ばせるような柔らかいロッドでいなせるのかと言う不思議があるのですが、ここまでの魚でも「釣り上げ」られるんですね
    正直フライをなめてました。。反省しております
    正月そうそうええものを見せてもらいました~
    最高&完敗であります

    • 大陸さん、コメント有難うございます。完敗も何もフライとルアー競合していないし、そもそも勝負にならない。共存というより、大きくルアーで取れる情報に頼っているところがあります。ルアーでの釣果あっての結果なので単独ではなしえていない喜びでした。確かに大きめの2/0のフックに巻いたフライをつかったのですが、シーバスでは普通に使うフライです。やり取りはフライロッドでまったく問題ないのですが、取り込みはやはりネットがないと不可能です。この日は私が釣れる気満々だったので、ランディングネットも準備していたということです、でも重すぎて初魚なのにもかかわらず壊れてしまいましたけどね。でもこのトロフィーなので全く問題にならず。さすがにこのサイズは驚きでした。

  3. 1月初旬、お世話になりました 青森のフライマン seki です。
    その節はありがとうございました。
    日本に帰国し、やっとブログを見れるようになりました。
    と思って、開いたらとんでもない物を釣ってますね。
    さすがと言いますか、凄すぎます。 あやかりたい物です。
    もしまた香港にて釣りをする機会があれば、
    是非、御一緒させてもらえれば、思っております。

    • Sekiさん、返事遅くなってすみません。レッドフィッシュ釣ってから冬眠状態になっていました。聞くところによると香港で大物やっつけたそうですね。ご一緒したかったです!またいらっしゃる時こえをかけてくださいね!

  4. ピンバック: フライでレッドフィッシュ再び | Lefty Hama's in Action

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