香港パラダイスフィッシュ・クエスト

夏の終わりに素敵な出会いがあった。日本から、香港固有種であるパラダイスフィッシュを探しに来たゲストとご一緒する機会があった。

日本から来られたお二人はMad Scientistと熱帯魚のこれもまたMad enthusiastだった。お二人は出身大学の専門が一緒で主に魚に興味のある動植物研究会のコアメンバーでもあったとのこと。

彼らが、教えてくれた技が「ガサガサ」。文字通り川や沼で網を入れてガサガサして小動物を鑑賞するのだけれども奥が深い。

前日、香港では在来種であるタイリクバラタナゴを探しに行く途中、民家の側溝に小魚を見たお二人は2秒後にはフォーメーションを無言で組み、実行。5秒後には一網打尽にされたグッピーが10数匹。瞬撃だった。

写真は香港を代表する林村河。ヨシノボリやら、プレコの仲間やら釣り目線では視野に入らない魚が豊かに生きている。

そして、ターゲットは学名でhongkongが入っている唯一の本固有種、香港パラダイスフィッシュ。

さすがは研究家らしく、漁農自然護理署のサイトからの情報をお持ちだった。見覚えがある、オイカワクエストやタナゴクエストのときに大いにお世話になった。

時間は限られているが、香港毛鉤チームの経験値を総動員して、場所を予測して人里離れた静かな場所で香港門魚、香港パラダイスフィッシュは見つかった。

香港で環境保護にどれだけ力を入れているかはよくわからない。まぁ、最近の治水に関してはどうやら三面護岸にしなくなっては来ているというくらいしか認められない。

ターポンが釣れるのは国境際で人が立ち入れる部分が限られているからこそ守られている環境があるということが背景。

パラダイスフィッシュの環境については、たまたまこれまで開発を逃れてきた場所にひっそりと生きつづけることができているというだけで、この魚自体に経済的価値を見いだせない香港で認識されていないという理由しかない。開発が入ったらひとたまりもない簡単に壊れてしまう薄いガラスの上に成り立っているという印象を持った。

ターポンや、パラダイスフィッシュ、大陸バラタナゴ、ここで出会えて本当に良かった。

おしまい。

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