カワイワシ爆釣

この夏につながったsteelieさんから、頂いた「モー浜」というフライが新しい扉を開けてくれた。

今回ターポン、数は沢山いるのに食い気が低くて難儀した。つれないことはなかったけど、こんなにいるのに反応してくれないなんて、、、というただでさえ暑いのに頭から湯気が出るような状態。

この間、steelieさんがいともたやすくカワイワシを複数釣っていらっしゃって、頼んでフライを分けてもらった。イメージ、エルクヘアーで作った中空浮力のしっぽ付フライ。

カワイワシ、ターポン用のCrazy Charlieにはめったにとれない。20cm以上の大きめのカワイワシで、かつやる気があるとか、二枚潮になっているときにたまに釣れる。

しかし、このフライ、この地味なカワイワシにスイッチを入れる力があり、追い食いしてくる。

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ターポンと比べてしまうと美しさ、アタリのインパクト、ファイトの楽しさ、すべてにおいて見劣りしてしまうこの地味子ちゃんだけど、サイトで狙い撃ちすると、楽しめた。

ターポンは沈んでいるので、テイリングや、ライズは打つけれど、サイトではない。カワイワシは常に表層なので完全にサイトのゲームが成り立つ。

スプークしないようにフライを落として、見せて、おい食いさせたところを合わせる!

狙ったら10匹釣れた。つ抜けしたので満足して試合終了。

え?ターポンはどないやったんって?

うーん、片手に収まる数は何とか釣れたけど、数がいるのに食い気が本当になくってつらい釣りでした。

なのでカワイワシに感謝。

おしまい。

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二刀流

普段はルアーロッドで新界東を拠点として戦っておられるMaboさん。

実はフライロッドも持っていらっしゃる。ルアーでなかなかターポンが取れないとお嘆きだったので、ここはぜひフライロッド獲ってもらおうと誘ってみた。

快諾いただき、戦場で待ち合わせ。

数日前、強烈に食いが良い日があったので、多少食い気が下がってもいけるだろうという算段。

大潮の日は、水位が2,3時間で2メートルほど動く。潮が動くときはターポンも動く。大潮3日目。

食い気も絶好調ではないにしろ、高いレベルで起こっていることが確認できたのでいけると確信していた。

すると、思いもよらないものをフライで獲ってくれた。

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Snakehead、台湾ドジョウ。

僕のフライはターポンだけを狙っているので、ターポン以外の魚はめったに釣れない。捕食している対象が小さいのでマテリアルをかなり短めにまとめている。これは、ターポンのみ狙うという意にはかなうのだけれども、ほかの魚は釣りたくてもあまり釣れない。自分で言ってて言い訳がましい(笑)。

専門家になっている分ほかののりしろを結果的に切っているということだ。

Maboさん持参のフライはマテリアルが多く、この雷魚のスイッチを入れてしまったのだ。

目の前で、くるっと反転して躊躇無くフライを口にした。

そして、お待ちかねのターポンも来たよ。

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僕はいつものようにヒアリに20か所くらいやられたけれど、Maboさんいわくヒアリの存在忘れるくらい楽しかったと。

香港フライ人口、じわじわ増殖中。

あ、そうそう、この間川バスつれてびっくりしたけど、今日またびっくりな魚目撃した。

パイク。これ二人で見たから白昼夢でない。

なんと奥の深いところだろうか。

おしまい。

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岩場で底を取るリスクとそのご褒美

たまには、涼しくはないけど、焦げるような日差しのない夜の潮水。

難しいんだよなぁ。

淡水フライ投入であの後も豆カサゴは釣れるには釣れるのだけどやはり味気ない。

そこで、岩だらけの浅瀬で勝負してみた。フローティングに重いビーズヘッドで殉死覚悟の攻め。

底をとった。

きたぜ!

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手のひらサイズだけど、これはうれしい。

底を獲るリスクと引き換えに小気味よいプルプルが手に入った。

白状すると、こいつ本命じゃなかったけどうれしいので良しとする。

おしまい。

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テナガエビ

夏至から2か月余り、日の出が6時台になっている。ターポンの活性が良いタイミングはまちまちで、今回は渋かった。

だからというわけではないがベイトに登場してもらう。

これまで干からびた死骸を見たことはあるけれど、生きているものが見られたのが初めての

手長エビ

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これ、たくさんいるのだったら釣ってみたいけれど、護岸されている川でかつ、ストラクチャーがなく、浅瀬がないのでサイトで探すことができないのでそんなにたくさんいるように思われない。これは、コンジンテナガエビかなぁ。コバルトブルー色入っていて綺麗だった。

極楽ハゼ

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こいつらもたくさんいる。

普通小魚は人影が近づくとさっさと逃げてしまうのだけれども、この手長エビは自ら水面に繰り返しあがってきたし、この極楽ハゼも手ですくえた。

最後についでにいつも全く注目を得られないテラピア。これの4,5ミリの幼魚をターポンは捕食しているのは確認されている。このサイズだとかわいいらしい。

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登場願ったベイト達はみな手ですくった。警戒心低いときって時々あるのだ。

おしまい。

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すばの細道 油渣麺 川味

香港すばの細道、油渣麺  第七段

午後5時半に開店という情報を得ていたので、6時過ぎに行ってみるがシャッター半開き。

聞いてみると六時半からとのこと。

開店時間は適当みたい。

この店舗、油渣麺の店の中でうちから一番遠い、香港島東部にある店舗まで80分近くかかった。

なので「はいそうですか」 と引き返すわけにいかない。

外は蒸し暑い夏マックス。用事もないスーパーにお世話になった。

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出汁は豚の薄味。シンプルな味で雑味はない。麺はうどんにそっくり。生めんをお湯に通してほぐしただけなのでグデグデではなくちょうどよい。具が揚げた三枚肉のみというのが特徴。

出汁は薄いけどこの香ばしい揚げ三枚肉をかじりながら麺をいただくということだ。個人的には揚げていないフワフワ豚肉のほうが好き。

出汁は、調味料を使っていないので完食できるし、嫌な後味も全くない。

この店は四川のバーベキュースナック屋を前面に出しているので薄味になっているのだろう。

うだるような暑い日に汗を流しながら食べる油渣麺もなかなか乙なものである。こんな暑い日に必死こいて働く必要ないよって言っているような営業スタイル。でも嫌な感じでは全然ないのが不思議なこの川味油渣麺だった。

香港島唯一の油渣麺はここ、川味油渣麺。

おしまい。

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四半世紀ぶりのフライフィッシング

今日のゲストは香港に四半世紀近くいらっしゃる、河野正さん。

日本にいらっしゃった時代はフライフィッシングされていたとのことだが、香港に来てからは今日まで全くフライロッドを振る機会がなかったと。

今回は、なんと24年ぶりにフライをしてみるということでターポン国境際へ案内させていただいた。

ここ10年ほどはロッドはロッドでもゴルフクラブを集中的に振っておられる、ということで健康的な日焼けをしておられる。

釣りのほうだが、24年ぶりにフライロッドを振られたとは思えないラインのスピードを出され、フライラインで空気を切る音を出されているではないか。

武器が機能している!

荒っぽい言い方をすると、フライも、ゴルフも棒を振り回すスポーツ。

ゴルフで鍛えておられる「棒を振り回す」ことに対する切れ味はフライロッドにも通じるということだ。

  • ゴルフクラブの先に乗ってるヘッドにスピードを持たせる
  • フライロッドの先に乗ってるフライラインにスピードを持たせる

それぞれ、棒の先にあるヘッドとラインのスピードのコントロールが重要である点では物理的に共通した構造を持っていて、相通じる部分があるのだという理解をした。

ゴルフは、アマチュアでも本気モードあれば週に2,3回はやらないとカンが鈍るらしい。

今年のゴルフ出動回数を聞いてみると、半端ない。一芸に秀でるということは、他の道にも通じるということでもあるのだろう。

河野氏の営業報告!

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良型のターポン二つ!!!!

これは恐れ入った。というより、ガイドとしてはこれはうれしいトロフィー。

四半世紀って、

1946年から1971年。戦争直後から私たち団塊ジュニアの先頭世代が生まれたタイミングまでの時間。

1989年ベルリンの壁崩壊・昭和天皇崩御・近鉄優勝、大納会株価史上最高値、個人的には青春の渋い時代だった。

から今年だ、、、、、

すごい長さである。

この時を超えて握ったフライロッドでこの釣果は感動した、としか表しようがない。

河野氏の四半世紀振りのフライで得られた歓喜を共有することができた。

固い握手を交わした。

歴史的な瞬間の証人になれた。

おしまい。

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田鶏

大雨の後疲れ切った魚をよく見かけるが、カエルも疲れている。

オイカワの聖域でこれまでの季節見たことなかった割と大きなカエルがたくさん出てきた。

香港では市場でよく見るカエルだ。学名はHoplobatrachus rugulosus、田鶏とか虎皮蛙と呼ばれているよう。

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ターポン河では大雨の後疲れ切った小さいタイワンドジョウが川べりにふらふらしている。そして、顔に傷がある個体が目につく、流れてきたゴミにあたって傷ついたのだろう。

同じように、このカエルも口の周りの皮膚が削れている。大水を耐え忍んだ証なのだろう。

お疲れ様。

おしまい。

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すばの細道 油渣麺 通達

すばの細道第六弾。

油麻地駅出てすぐの通達。

ここの油渣麺はスナック屋の品ぞろえの中のひとしな。

メニューの一番上にあるので目玉であることは間違いない。辛さを聞いてくれたので、前回の反省を込め今回は無しで。

ファーストフードだけあって注文から出てくるまであっという間。

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出汁の味は、これまでのヤオチャーメンにあった、素朴さはなく現代風の味付け。インスタント麺のスープの味に似ていると思った。調味料を結構使っているのだろう。

なので素朴さ、懐かしさは感じず。かろうじて豚肉がヤオチャーメンと主張。ハムが入っているのも初めて。これも、茶チャンテンのマカロニのノリ。

まあ、スナック屋だから求められているものは、濃い目の味つけやハムか、、、

素朴さとか、懐かしさも味付けに入っているということを気づかせてくれた。僕は素朴さ、懐かしさを麺に求めているのだなと。

油渣麺ではあることは間違いないけれど、現代のファーストフードの味になっている。

25ドル

おしまい。

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淡水フライを潮水に投入

ホームグラウンドで本職海水フライを投入しているけれども、結果につながる道のりは長く遠い。

香港ウォーター、ベイトが豊富すぎて釣りにならないことがままある。

フライはおろか、ルアーでも苦労することがよくあるよう。

青馬大橋2_R

こんな風景ながめて、いつもああでもない、こうでもないと思案するのだが答えやヒントはなかなか簡単に出てくるものではない。

ベイトが少なくとも3cm位のものから手のひらサイズまで4種類くらいは目視できたので、このコノシロだか何だかわからない奴らが大量にいてそれをを釣ってやろうと、淡水フライを投入してみた。

投入といっても、自前のフライ生産能力は極めて低い。あれやこれやいろんな弾があるわけではない。手持ちの、ニジカワムツ用ビーズヘッド12番投入。

海水でティペット5xとかってありえんと思いながら基礎研究だし仕方ないとか、自分自身に四の五のいいながらの淡水フライ。

ベイトはつれなかった。

しかしながら、こういう動機からの視点転換といか、新しいことを試してみると面白いことが起こった。

ベイトはつれなかったけれども、捕食者で小さいのが釣れた。

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なるほど。

これはおもろい。

自分の島でこれまで、フライで釣れたのはたったの2匹。レディーフィッシュとカサゴだったのだけれども、いとも簡単にあと2匹追加できた。アカカマスにチビカサゴ。

視座の変換は重要。しかし、なかなかできないもの。

小物でも嬉しい海フライ。

おしまい。

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情熱フライマン

フラ友経由で知り合った、steelieさん。香港在住の毛鉤紳士。

昨年から香港にいらっしゃっており連絡取り合っていたのだけれどもえらく多忙な方でこれまでご一緒することが叶わなかった。

やっとタイミングが合い遂に出動。

やはり、経験値のあるフライマンは新しい扉を開いてくれる。

釣行開始間もなく、stlelieさんが持ってきたフライで「カワイワシ」爆釣モードに。彼は北米やヨーロッパにも住まれていたことがありそこで知ったフライパターンをここ香港で投入しあっという間に「カワイワシ」のスイッチを入れられた。

狙って釣ったことがないけれど、クレージーチャーリーでは前回の記事に書いたようにめったに釣れない。トップのフライによく反応することはあったの知っていたけれど狙ったことがないので語りようがない。

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この魚がsteelieさん、香港フライで第一号。長らくフライロッドを振ることができずつらい日々だったとおっしゃっておりご一緒できてよかったと思った。

もちろんターポンも楽しんでもらえた。

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実は二日続けてご一緒させていただいたのだが、この両日ターポンはいるのだけれども「食い気」が低くて、アタリ自体がきわめて少ない難しい釣りだったのにもかかわらず複数ターポンを手にされ笑顔で再会を誓えたのでよかった。

おしまい。

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カワイワシ (Sharpbelly)

カワイワシ、英語ではsharpbelly、学名Hemiculter leucisculus

ターポンを狙っていて釣れることは少ない。神経質で近くをたたくと散ってしまう。けれども、川の合流地点で水の色で二枚潮になっているときに釣れることがある。ティラピアしかり。

実はかなり久しぶり、一昨年からの2年ぶりだとおもう。

沢山は必要ないけど、年に一度くらいは見てみたい。

カワイワシ、悲しすぎるくらいファイトが弱弱しい。

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まさに、川の鰯なのだが、この個体に限っては珍しく釣りがいのある引きを見せてくれた。

おしまい。

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すばの細道 油渣麺 老三

老三油渣麺王

香港すばの細道、油渣麺(ヤオチャーミン)第五弾。

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土瓜湾にある。うちから交通の便が宜しくなく距離はそうないのに1時間強かかる。

ここの油渣麺、現代版にアレンジしたイメージ。とても丁寧にこだわりを持って作っているのがわかる。

車仔麺のようにに、麺が選べ、辛さが選べる。オプションでトッピング、豚足、モツ、内臓系、手羽先など追加可。

麺は上海粗麺か幼麺。

粗麺を選択。これはちょうど良いぼそぼそに仕上がっている。

辛さが大中小あって、小を選んだのだが失敗。出汁の味がよくわからなかった。ただ、味自体は他店に比べて濃いように思える。豚ダシメインの洗練されなさというか、素朴さというものはなく、ヤオチャーメンが進化した先の立ち位置のように思えた。なので、普段食べ慣れている麺の出汁の味に近くなっている印象。

デフォルトで、揚げた豚皮が入っているのが新しい。モツ、内臓系はオプションでトッピング可能。このアタリがいかにも現代的。香港では揚げ物を麺に入れることがある、魚の皮などポピュラー。香ばしくなる。おいしいといえばおいしいのだけれども、この香ばしさが微妙に現代風味を醸し出していて、、、ああ、私は麺に素朴さも求めていたのねと不思議な感覚。

店員の対応がとてもよく雰囲気の良いお店。

これまで行った4店舗とは立ち位置が別の場所にある油渣麺。現代版ヤオチャーメンというところか。辛さに関してはテーブルにラー油があるので、注文は辛さなしで行った方が出汁が味わえる。

おしまい。

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香港フライフィッシング玉手箱

今週も日本から友人が香港へやってきた。

大阪からベテラン釣り師のSさん。彼とは9年前、初めての海外遠征でオアフ島に行って以来のフラ友。

今回の釣行では、ターポン、オイカワ、ニジカワムツを堪能された。

私がガイドといっても水先案内をするだけで、釣りの指導をするわけではない。特に指示なんかしなくてもベテラン選手はいくつも引き出しを持っている。

あれこれフライを変えられて同じ魚に対して複数のアプローチを見せてくれてそしてさまざまなヒントを残して行ってくれた。本当に勉強になる。

圧巻だったのは、ホームのターポン水域で新種をひねり出してくれたこと。

御本人と僕の目の前でフライをひったくって、フライロッドをひん曲げてくれた。

それが、これだ!

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香港河川でブラックバス。

この川に3年通っているけど、こんな話聞いたことないし見たことない。ブラックバスまでいるとは。

Sさんいわく、「あの川はポテンシャルすごく高いですよ。いろんなフライを試してみるといいですよ、ほかにもいろいろ出てくると思いますよ。」

前回は視野に入っていなかった鯉が対象魚に加わり、今回はブラックバス。

香港フライフィッシングの玉手箱がまた一つ開けられた。

貫録の笑みとSさん。

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おしまい。

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すばの細道 油渣麺 恒達

油渣麺(ヤオチャーミン)シリーズ、第四弾。

恒達

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油麻地の雑多な下町の小汚い店構え。映画に出てくる香港ローカルな風景というイメージで、日本人的には場所から来る味付けも感じることができる。

ここの油渣麺出汁がうまい。豚ベースに魚系が入っている感じ。ここの出汁が一味複雑だ。

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麺が鍋物の最後の〆のうどん状態でグデグデのふわふわ。個人的にはここにこれよりもっとしっかりしている沖縄そば麺投入したらばっちり。

麺という大きな要素は個人的にはイマイチだけれどもそれを差し引いても発掘したかいあった。

HKD20これはお値打ち。

ここは良い!

薬味はあったけど、席がなくて作業台みたいなところで頂いたので、私の座った台にはなかった。

その後続けて通っている。麺はゆでにややむらがあり、グデグデの部分とやや固さを残している部分があった。店内は雑多で、おっさんの憩いの場になっていた、モツ煮つついている人、ビールだけ飲んでいる人、モツ粥食べているオバサン、、、10人程度で一杯になる狭い店内。

周星馳の映画に出てくるようなディープな世界がここに残っていた。昔はどこでもこんな空間あったのだろうが、新橋の烏森口界隈が再開発さててしまったようにこの雑多な世界は香港でも今ではあまりないかもしれない。

なのでこの雰囲気は気に入っている。

他の店にも通いっているけれど、麺の固さはあまり気にしていないようで、周記も、楊記も麺の固さにはむらがある。あまりこだわりを持っているのではないことがわかってきた。やはり通ってみるものだ。ネギは最初から乗っている、ラー油と辛菜は加えられる。

出汁は常に全部飲み干せる。日本人としてこれ重要。

おしまい。

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Skygazer (Chanodichthys erythropterus)

スカイゲイザー遂に来た! Skygazer, 学名 Chanodichthys erythropterus

他には英語でPredatory Carp、日本語だと、カワヒラ

この魚を狙って出撃!ってありえない。そもそも、フライでは過去3年、Larsが一匹つれない現場から実況中継Hiroさんが一匹とったのみ。

ルアーでも新撰組の仲間が二人で都合5匹、仲間内で7匹のみ。フライでこれ狙うって無茶。

雨季の合間の、晴れと雨の混じる日でターポンは数は少ないものの確認できているけれど捕食モードになっていないらしく、アタリの全くない日でした。

ターポン決め打ちなので、ターポン用のクレージーチャーリーしか持っていないし、なかなかあきらめがつかずにキャスティングを繰り返していた。

すると、

グググッ! グワン!

一瞬でターポンとは違うとわかるファイトが始まった。また、コイでもないことは明らかで明らかに戦う意思が伝わって来る。

上げるまで数分かかり、ランディング。叉長で50cmオーバー全長60くらい。ラインバスケットには入らないサイズ。満潮でよかった。これ引っこ抜けないサイズで満潮で水に手がぎりぎり届いたので手づかみランディング。

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しかし、こんな小さなフライで釣れるとは意外。どうやってあの体を維持する捕食をしているのか知りたい。

トルク、スタミナ、諦めないファイト、なかなか良い釣り味だった。

写真を数枚とっている途中で、暴れて水の中に戻って行った。

おしまい

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ターポン テーリング撃ち

今旬なベイトがわかり、巻くフライがシャープになり、観察時間も積み重ねられてきて、今シーズンは香港パフィフィックターポン、輪郭がはっきり見えてきた。とはいっても、まだまだ分からないことだらけ。仮説を立ててはそれを否定されてつづけているけれど、それでもなんとか少しずつ進んでいるというイメージ。

イメージ的には、ライズとテーリング、密度が少し違う。

ライズは魚と魚の間隔が詰まっていて、テーリングは詰まっていない。

中層から表層に来るのに鋭角で上がるか、鈍角で上がるかのちがいなので、当たり前っちゃ当たり前なのだけれども、なぜ、ライズにするのか、テイリングにするのかの違いはまだ見当がつかない。

ただ、ライズのほうが魚のサイズが小さくて幼いイメージ。

テイリングは大きいのも小さいのもやってくれる。

大雨の日々がいったん落ち着いて強烈な夏日が続いているなか続けて通っているので頭の中では一応パターンが見えてきた。

今回のテーマは、短期勝負、ヒアリ、ヌカカにやられないで結果を出して勝ち逃げをするというものだった。願わくばテーリングを打ちたいという目論見。

テーリング狙い撃ち、うまくいった!

そして、今シーズン一番きれいなパシフィックターポンの姿を収めることができた。

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おしまい。

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MajiでKoiする5秒前

1, 2, 3-4-5, 1,2, 3-4-5、、、、

東京より仕事でMr.Neversinkこと吉田英人さん来港。

日本では限られた場所でしかお目にかかれないターポンや、香港オイカワ、また日本にはいないニジカワムツを楽しんでもらった。

吉田さんとはとても相性がよく出撃するたびに楽しい事が起こる貴重なフラ友。

こちらはホストなのだけれども、強烈な宿題をいただいた。

フライで鯉。

吉田さんは、最近フライでコイつりを研究されており、素晴らしいCarpingの映像を作られて興味を持っていた。

ただ、私のホームの河は清流というレベルからは程遠い環境であることや、サイトでボトムを取って狙うコイ、なんて「無理無理!」と香港で無理だよと頭からきめてかかっていた。

ところがどっこい、

サイト不可能、ボトムを取ること不可能な環境で、ターポンを堪能された後のextra sessionで、6番ロッドをひん曲げてファイトする吉田さん。ファイトすること10分弱でとんでもないトロフィーを。

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取り込みを手伝わせてもらったのだが、重量6キロはある。

なので12pounderということができる大物を目の前で獲ってくれた。

吉田さん視点の今回の香港釣行ドキュメンタリーが公開されたのでここで紹介。こら、映像作家だわ。

次の日、ニジカワムツの楽園で頂いた鯉用フライをサイトでコイの目の前に落としてみたところ、

「ズゴッ!!」とフライを飲みこんだ。

あわてて合わせたけどフライすっぽ抜け。あとできくと、少し食わせのタイミングが必要だとのこと。

スイッチ入ってしもた。

Majiで鯉する5秒前!(爆)

おしまい。

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珍客 プレコ

大雨が続いて川は氾濫気味の日々が続いている。

増水している川の岸際に、増水に疲れ果てたのか数種類の魚が水面かつ岸の手の届くところに沢山いた。

一番多かったのが、30㎝位の雷魚。そして、ティラピア、として時々プレコ。

大きなゴミがひっきりなしに流れてくる中、流れに抗ってずっと頑張っていたのだろう、水面上の僕の人影やら、平時だとすぐに反応して水面下深くに潜っていくのだけれども、みな反応が鈍い、というか、手を水中に突っ込んでも逃げない。

きっと疲れ切っているのだ。

で、手づかみで雷魚、ティラピア、プレコを取ることができた。

雷魚、ティラピアはフライ対象魚に入っていない。ただ、ギャラリーがいたので雷魚は「これいる?」と聞くと大喜びで持って帰った。

で、プレコ。こんなに大きくなる。触った感じは全身鎧。痛いくらい。簡単にとれた。このサイズ、頻繁に水面に空気呼吸しに来るのでいるのはわかっていたけれども、フライでは釣れん。

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ごっつい姿だなぁ。まあ、そうそうお目にかからないので記念撮影。

おしまい。

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すばの細道 油渣麺 楊記

油渣麺(ヤオチャーミン)シリーズ、第三弾。 楊記。

ここは茶チャンテンでメニューは幅広く専門店ではない。車仔麺もやっていて、麺類の総合デパートというくらいの品数を提供している。

しかーし!

これまでの2店舗含め3店舗の中では、ここの油渣麺うちなーすばに一番近いものでした。

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麺は四角で良い塩梅にボソボソ。汁は周記、英記よりほんの少し濃い。でもだし汁はしつこくなく飲み干せる。

ネギを含めて辛菜と手作り?ラー油と薬味は3種。大が25ドル、小は21ドル。

油渣麺、各店舗個性しっかりある。おきなわすばに一番近いのはここだけど、他の店舗も旨い。毎日食べてもあきない味。

シンプルな味で食べ続けられる素朴な麺。

価値観も生活も「ぎらぎら」している香港には珍しいともいえる。

ぶた出汁メイン系のだし超薄として、おきなわすばのカテゴリーにギリギリ入れても良い。すばじょーぐーとしては嬉しい限りだ。

おしまい。

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香港ターポン ライズとテイリング

ターポンを確認する手段に目視があり、彼らのテイリングとライズを見つけるのが、香港パシフィックターポンゲームの要。

ライズは垂直に近い角度で真下から水面まで来る。ぽちょんと水滴を空に放ち、潜った後に泡を2、3放つ。しっぽは見えないか、みえたとして一瞬。

ライズするのはちびっこが多い。

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このサイズが上げ潮と共にポチョ、ポチョ、っと上がってくる。

テイリングは「へ」の字くらいで上がってくる角度があって、ライズと比べて緩い角度で水面へ。その後尾びれを見せて水面下に戻る。

テイリングはいつみても楽しそう。見てるとウキウキして見とれてしまう。でもフライ投げなきゃならんのだなぁ。

ライズとテイリングを起こすパターンは特定できていなくて、上げ潮のときにライズだけ、テイリングだけ、混合も時々。下げもしかり。

コイ、ハクレン、テラピア、カワイワシなどは表層を漂ったりして、観察できるが、ターポンは少し深いところにいるようで、表層で見えるのは、ライズしているときか、テイリングするときだけで、なかなか体全体を観察することが難しい。

ターポンは空気呼吸できるから、深く潜っても時々出てくるだけでよいのだろう。このポイントは酸素濃度が低いのか大多数の魚は表層にとどまっている。

ベイトはテラピアなどの稚魚。釣ったターポンが吐き出した。これだったら捕食が下手なターポンも丸のみ。彼らは泳ぐスピードは速いが捕食がへた。これらの稚魚だったら、そう難しくなく食べられるのだろう。

大きいフライに反応しない理由がはっきりした。ルアーでも大きいものには反応が鈍いという話も納得。自家生産を始めたターポンフライ、#6で巻いている。マテリアルを少なく、短くまとめて小さいベイトのイメージ。

ベイトがわかると、タイングもイメージしやすいからやる気が出る。きっと釣果につながるはずだ。

世界初(知らんけど)、香港ターポンライズシーンを動画におさめた。

おしまい。

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すばの細道 油渣麺 英記

英記

すばの細道 香港 油渣麺(ヤオチャーミン)シリーズ、第二弾

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すばの細道、二軒目のこの店で油渣麺(ヤオチャーミン)は、うちなーすばとつながっていることを確信。沖縄のはだしがもっと効いていて洗練されている。こっちのは原始的というか素朴。

鶏と鰹だし(をもっと?)たして、麺をぼそぼそにしたら立派なうちなーすば。とはいってみたけど、道のりは遠いか、、、

店内は清潔で綺麗。日本人がふらっとはいっても違和感ない清潔感がある。特別ラー油38ドル。お土産にいいと思う。

麺はやや平たくフワフワとまでは言わないがコシ弱め。ネギとニンニクは先付で。ラー油はテーブルにある。

これぐーすと全く同じノリである。入れすぎに注意。ほんのちょっとで効くから。

私にとっては、異国で郷土料理に遭遇したくらいのインパクト。周記の麺のほうが芯が残っていて好み。

英記はシイタケの存在感が際立つ。盛り方も、丁寧なイメージ。店のつくりと盛り付けの統一感が良い。

25ドル。小椀。午後7時からの営業ってのが渋い。

おしまい。

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国境際のパシフィックターポン

香港でのパシフィックターポン、ゲームの舞台は国境際。

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正面は中国深圳の摩天楼。

国境際のポイント、さまざまな奇跡が重なって成立している。

パシフィックターポンのほうが、このポイントまで河口から10キロ以上あるのだが上がってきてくれる。パシフィックターポンはアトランティックターポンと違い淡水での飼育が可能らしい。だからこそこんなところまで上がって来れるのだ。

また、パシフィックターポンとアトランティックターポンの違いは目の大きさ。パシフィックターポンはアトランティックターポンのように大きくはならない。幼魚を比べると違いあまりよくわからないけれどそれでも、目の大きさはパシフィックターポンのほうがやはり大きい。成魚になるともちろんその差は顕著に見て取れる。

この川は河口はもちろん、ここに来るまでの道のり、河口からこの場所までずっと国境地帯の立ち入り禁止地帯(Frontier Closed Area)。そして、この写真の先は国境。ここか先は数百メートルしか入り込めない。

フライでの釣りが容易になるピンポイントであるお立ち台は、ヒアリとヌカカにある意味守られている。フライロッド振り回せる立ち位置はいくつかあるのだけれども、お気に入りは一か所。

そのフライのお立ち台は、ヒアリの巣窟の上なのだ。なので、毎回噛まれる。激痛が走るし、傷口は膿んで全治1週間以上かかる。長ズボンを靴下で覆わないと大変なことになる。

風がないと、ヒアリの上にヌカカ地獄。だから、手袋やフェイスマスクも必ず持っていく。それでも夢中になっているとヒアリにもヌカカにもやられて体中ボコボコにされる。

香港ではゲームフィッシュの認知がに関してはまだ黎明期なので、「食べられない魚」を追いかける人はいない。ごくわずかなゲームフィッシャーがターポンを時々追いかけに来る。パシフィックターポンをここまで追いかけているのはおそらく僕くらい。

環境は、ユニーク。

背中に屠殺場、正面に刑務所。その間で、豚の断末魔のかな切声と刑務所の業務放送を聞きながらの釣り。

国境際なので、警察時々きているし、河川敷は人が隠れる場所を提供しないように頻繁に雑草を刈っている。

こんなところに、わざわざパシフィックターポンが上がってきてくれる。

魚に会えるのは、平均すると2、3回行って一度というイメージ。

さまざまな簡単に変わってしまう変数の上に成り立っている香港パシフィックターポンゲーム。つれない日は、つれなくてではなく、魚が来れなくなってしまったのかと、すぐ心配になる。

それで、通ってしまう。

直近続けて何度かターポンの気配を全く感じることができなかったので不安になっていたのだが、戻ってきてくれた。

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国境際パシフィックターポンゲーム、香港の夏にはなくてはならないものになってしまった。

新しい道具と自家製フライで獲れたから感慨もひとしお。

おしまい。

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ヘリグロヒキガエル

ヘリグロヒキガエル(縁黒蟇蛙、Bufo melanostictus)英名Asian common toad

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前回はジムグリガエルと遊んで、魚もつれたけれども、今回はつれないときのカエル頼み。ジムグリガエルは初めて見る種類だったけれども、このヘリグロヒキガエルこの辺りで割とよく見る。

日本にはいないけれども、ヒキガエルというくくりで行くとしっくりいく。

ターポンの気配が全くない日も時々あり、今回も水面をにらんでばかりでは埒があかなくなった。「ああ、今日もダメダ」と見切りをつけたタイミングで目の前を通ってくれた。

因みに、写真にも動画にも火蟻が写っている。こいつが恐ろしい毒持ち。

カエルにも性格があり、ジムグリガエル、写真撮りやすい個体とそうでないものがあった。おとなしいのや落ち着きのないのやらこんな小さな連中にも個性があるのは面白い。

 

今回のこのヘリグロヒキガエルは性格が穏やかでモデルとしては上々。写真撮られているときもなんだか、小声で鳴いていてかわいらしかった。

で、ターポン作戦なんだけれども、今日は小潮で満潮時前後の緩い流れ、もしくは流れが止まっている間にターポンの足が止まって遊んでくれないかなという見立てのもとの出撃。

雨季の合間の強烈な夏日。魚からは捕食物の目視はしやすくなるはずだといろいろ考えていったのだけれども、ターポンはいませんでした。

ただ、パシフィックターポン、つれないこと自体はありがたかったりする。適当におもしろくて、適当に仮説通りになってくれて、適当に全く相手にしてくれなくて、、、固定の答えって存在しないし、存在しないものを追いかけるから永遠に面白い。

おしまい。

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すばの細道 油渣麺 周記

すばの細道、香港 油渣麺(ヤオチャーミン) 第一弾 周記

麺類の中でも特に沖縄そばが好き。子供のころ数年沖縄で過ごしたからか、いまでも沖縄に滞在する時には沖縄そばかポーク卵にぎりばかり食べている。

三食沖縄そばでもいいくらい。

沖縄そば、もしくは、うちなーすば、相当麺好きか沖縄好きでないとその味は一般日本人の舌には薄くて物足りない。これまで何度も一押しの沖縄にある「すば屋」をひとに紹介してきたけれど、ナイチャーにはその味はあまり受けない。

わたくし的には数を食べるとうまくなると思うんだけどなぁ。食べ疲れないし、毎日でもいけるのだ。

そいういうそばじょーぐーなのだけれども、香港で沖縄そばに進化する前の段階の原種っぽい、油渣麺(ヤオチャーミン)を見つけて大興奮。

立て続けに店を訪ねる。4店舗まわって、沖縄そばとつながっていると確信。

豚ベースの汁にうどん系の麺に豚肉の具を乗っけ、ねぎをちらしたシンプルな香港オリジナル麺。

ネギはお好みで加えられるかデフォルトで少し乗っかってる。ラー油や辛菜がオプションで投入可能。どうやらマイナーなカテゴリーらしくざっと見た限り香港で数店舗しかないみたい。油麻地から深水ポまでの間に4店舗。香港島に一つあるくらい。新聞記事を見るとあと数店舗あるけど香港に10店舗あるかないかってところかもしれない。

それでは、時系列に店を紹介していく。これがおすすめという順番ではない。

周記

油渣麺(ヤオチャーミン)シリーズ、第一弾

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麺は讃岐うどんと比べると柔らかく、しかしコシがないかというとアルデンテ。うちなースバと同じように、ぼそぼそ麺。これをだしの香りで頂くはうちなースバと同じのり。

一般日本人には味薄いけど、関西人はコンセプト理解するし、うちなースバ党には全然ありだと思う。辛味みをつけるラー油と辛菜かなんかあって辛味は足せる。

初見のインパクトが大きすぎたので評価がぶれないかと2度目の訪問した。大椀頼んだのだけど大きすぎた。薄すぎると思えた出汁だけれども、量を食べると後半これでもよいかもという気がしてくる。麺のぼそぼそ度はこの店が一番よい。2度行って二度ともぼそぼそ柔らかめアルデンテ。麺の仕上げはこの店が一番好きだ。

一杯、26ドル
大、32ドル

おしまい。

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フラ友との再会

現在は香港には住んでいないラーズと再会。

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フラ友との再会はやはりフライロッドもってが一番。

ここの所好調な香港パシフィックターポン、来港前からあおっていたので、すぐに出動に。

一昨日夜、来港。そして今朝出動なので、まだ時差ボケも解消できていない様子だった。

フライの釣りではかなわない師匠に今日は割とよいスコアでいい勝負ができたので気分が良い。

いつも思うのだが、彼は釣った後も魚の扱い方が丁寧で、かつ美しく見せる技が身についている。これも含めてフライの楽しみ方だと思う。

奇しくも、帰り道一昨年に日本に戻られた、つれない現場から実況中継のhiro2さんからも連絡がきた。彼とも昨年11月にこの河で再会。釣れなかったけど、それでも再会の濃い時間を分かち合った。僕たちフライマンはやっぱりつながっているのだな。

おしまい。

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豪雨の合間の歓び

4月下旬にターポンのシーズン開幕を宣言したのだが、5月に入って大雨続きであまり釣りにならなかった。釣りには行っているけど、現場でほとんど雨宿りとか、ほぼ洪水とか、で釣りができる時間が長く取れないことが多かった。

ボーンフィッシュの釣りも、香港ターポンも晴れてナンボの釣り。

ボーンはサイトでやるからこそ面白いし、ゲーム性が高まり楽しい。

香港ターポンも晴れて、いることが目視できるからこそ、だらだら釣る必要ない。

ここでは水が常に濁っているので晴れている方が魚にとっても捕食対象物を見やすい。また、釣り人からもわかりやすい。

雨が降っても、風が吹いても、表層での捕食が見えつらくなるし、曇ったら魚が表層を見る度合いも低くなる気がする。

ここんとこ、表層で確認できているのは赤ちゃんターポンばかりだったのだが、その下に今シーズン以前までの平均である30-40cmクラスがいることがわかってきた。

表層でお遊戯しているマイクロな連中と同じタナで香港ターポン標準クラスの連中は捕食していないみたい。

赤ちゃんターポン達ときては、表層でゴツンゴツンくるけど、なかなかフッキングにつながらない、前回の開幕宣言にも書いたけれども、捕食が泣きが入るくらい下手なのだ。アジアジムグリガエルのときなんざ、二〇回以上コツン、バイトがあって、とれたの二つだけだった。合わせが下手だといわれると立つ瀬がないが、捕食下手すぎてどうしようもないのだ。

で、その過程で、フライが沈んでいるときに何度か大きいアタリがきたので今回はインタミで攻めてみた。

正解だった!

今シーズン最初のターポン持ち!

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おしまい。

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アジアジムグリガエル

ワタシ、アジアジムグリガエル、アルヨ。

ホンコンカラコンニチワ。

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こんな日本語、香港の人話さないけど、どうしても中華系の話す日本語を表現する時、こんなへんちくりんなバイアスがかかってしまうのは、子供のころ見た漫画の影響かしら。もしくは北京語特有のRの発音を誇張するとこんなイメージならないことはない。

ターポンポイント夏開幕しているので通っている。

ただ大雨が多くて釣りにならないことがままある。そういうときにこういう珍客が来てくれると助かる。

ここの所雨が続いたり、続かなくても釣りの最中に集中豪雨にあったりする。

カエルといっても彼らは名前の通り、陸をメインフィールドにしていて川は主戦場ではない。ところがこの雨で釣りを入していて3匹も川に流されているところを救出した。

学名Kaloula pulchra 英語名Asia Painted Frog 和名 アジアジムグリガエル

日本でもペットとして売られているよう。英名の別名がchubby frog、丸ちゃんカエル。イメージぴったり。

 

何気にカエルは好きなのだけど釣りに夢中になっているとゆっくり観察するってこともあまりない。しかしながらここのところ観察モードの時間が長くてこういう珍客と遊んでもらっている。

口は大きくなく、小さい昆虫や、アリなどを主に食べているという。

ヒアリも食べてほしいものだ。食べるのだったら釣りの間雇いたい。

と思っていたところ、別の日に出会ったアジアジムグリガエルちゃん、ヒアリにかまれて2時間くらいひん死状態になっていた。人間がかまれても肢体しびれるくらいだし、ヒアリはカエルくらいなら殺してしまう位という。僕もまた数か所ヒアリにやられた。きっついわ。

あ、ターポン?釣れたよ。ちょっとずつサイズアップしている印象。

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おしまい。

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香港に尾瀬

これまで淡水の風景をいくつか紹介してきたが、ほとんど平地、それも、秘境といえるものではなく、一寸歩いたり、貯水湖への流れ込みまで少し歩くと行き着けるところばかり。

淡水の魚のまだ見ぬ種類を求めて分け入ったところに、Sha Lo Tung(沙羅洞)という場所がある。特別に大物とか、探していたものが見つかったわけでないので今日は場所を記しておく。

山間に湿地が広がり小高いところに集落があるのだが、ほとんど湿地と原っぱと小川で構成されるこれぞ本当の香港秘境。

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バス停から40分の山登り。ゆっくり上ると1時間かかる道のりの先に小さな集落がある。もう20年前にほぼ廃村になっている集落で、現在は二家族居住しているとか。

ここに、香港の尾瀬があった。手つかずの小川がいくつも流れている。

確認できた魚はニジカワムツと七星だけで、小川が細かく分断さてているうえに一つ一つの区域がそう大きくない。

そういうことから、成魚が小さい。ニジカワムツ楽園で見るサイズからは6割から7割の大きさで成熟している。香港固有種のHong Kong Paradisefishってのもいるらしいけれど数回行っているけれど見当たらない。

この集落、開発の手が入ろうとして20年近く棚上げになっている。面白い構図は、住民は開発賛成。集落の大部分を買収しているディベロッパーは生物学者を雇って大真面目に環境アセスメントの情報発信をしている。

しかし、香港政府が待ったをかけているという。ちょっと今までとは違う構図だ。計画を見てみると、生態系に影響を与える開発でないように真剣に工夫しているというように素人目には見える。集落の部分や、湿地帯にはほとんど手を入れず、ほんの限られた部分での開発をしようとしている。

いずれにせよ、香港にこんな場所があるって信じられる?

おしまい。

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塩水しょっぱっ、、、

うちからそう遠くない場所に、汽水湖を湛えた河口を見つけた。

フライロッドを振り回せるポイントは日本も香港も限られるので貴重な追加。

香港農林水産局によると、この汽水湖にいる淡水魚は調査を行った地点の中で一番種類が多く45種類。ウナギやシーバスから、トビハゼはたまたオイカワまでいる。おなじみのタカサゴイシモチもいる。

フィッシュイーターからすると楽園のような汽水湖だ。

バス、電車、タクシー乗継1時間ほどで朝マヅメの河口に到着。ちょっと無理してフェンス越えをして立ち入り禁止区域に入ってロッド振り回していると、軍隊のヘリが私の頭の上で低空旋回しだして何をしているのか確認しだしたのには肝を冷やした。

行ってみると、汽水湖とはいえ、ほぼ塩水。大潮だったので河口近くの水は完全に海。

雰囲気はいいんだけどなぁ。

魚は通らなかったみたい。通ってたとしてもフライには興味ななかったみたい。海の陸っぱりの、デイゲームのフライって弱いなぁ。

全く何も起こらず立ち尽くすのみ。

河口の外側には埠頭もある。塩水はショッパイヨ。

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坊主。

おしまい。

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北江光唇魚

北江光唇魚、学名Acrossocheilus beijiangensis、英語名なし

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先日わざわざ遠方から香港オイカワ大作戦の旅にいらっしゃったナマジさんの旅で思ってもみない刺客が登場した。

それがこの北江光唇魚、コイ科の魚でオイカワの聖域の川では広く分布しているものの、香港全体で広く分布しているわけではない。イメージ的にはオイカワと生育域が似ている。ニジカワムツよりは明らかに狭い。

余談になるけれども、特定の香港淡水魚の分布については、我々一味のほうが専門家より詳しくなってしまっていると資料をみていて感じる。私たちは素人だけれども、分布に関してはかなり手間暇かけて探しているからである。この北江光唇も学会が把握している別の場所で確認している。

ニジカワムツが中国で絶滅危惧ってのは頭では理解できるが、国境の向こうのことなので、ああそうなのという感想以上のものは出てこない。

で、この北江光唇魚、実は香港では保育する価値があるという分類を受け保護対象になりかけている。

とはいっても、北江光唇魚、正直に白状すると萌えない魚なのである。

釣り人にはそれぞれ萌えるポイントがあり、たとえば、香港オイカワは日本のオイカワと学名は同じなのだけど同じといってよいのか?とか、繊細な釣りの対象になり得るのであれば、メダカも、カダヤシもグッピーあり。やら、人それぞれである。

私は、単純に「美しいか」「釣り味が楽しいか」という基準なので、

オイカワ、ニジカワムツ、ターポン、ガーラ、ツルギメダカ

などは簡単にスイッチが入ってしまいます。

この魚、警戒心が低くて、フライを落とすとワラワラ寄ってくるけれど、口が下についているのでフライ咥えつらい。オイカワ、ニジカワムツは警戒心が高いので人影ですぐ散ってしまうけれど、こやつだけは関係なし。そういう緊張感のないということから個人的に「スイッチ入らない」魚種だった。

フライでも時々つれてしまうし、黄身練り使った日にゃ釣れまくってしまうという印象しかなかった。

それが、かの、ナマジ黒幕を悩ませてしまったというので、刺客として紹介せざるを得ないことと相成った。まあ、次回の課題の一つが上がったというわけで、北江光唇魚に加えて、馬口やら、タナゴやら発見できた暁には、また黒幕の来港につながる気がするので、今回のナマジさんの旅のエピローグとして紹介しておきます。

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恐らく、北江光唇魚としては、最大サイズクラス。よく見ると追星も出ている。ネタにする予定なかったけど、ナマジさんの刺客になったので、ネタに格上げ(笑)。

おしまい

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ニジカワムツ 大ボス

香港ではここの所、ニジカワムツや、オイカワの繁殖期が始まっている。

ニジカワムツの楽園には釣り人は私くらいしか入っておらず、魚がスレていない。

安定してボスキャラクラスが遊んでくれる。

この楽園、そう広くない範囲でしか釣りができないのであるが、この淵の主の話。

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追星って、Pearl Organというらしい。

このボスクラスのニジカワムツの追星これはこれは立派なものだった。叉長で18-19cm、全長だと20-21cmというところか。香港で見られるニジカワムツでは最大級だと思う。

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目の下、頬、下あご、上あご、鼻の周りに追星が出ていて、触るとやすりのように手に吸い付いてくる感じだ。オス同士の戦いがあるのだろう。

こんな武装した大物から体当たりされたらかなわん。

フライラインで私ととつながれている状態で泳いでいるところを撮影していたら、複数メスが寄ってきてアピールしている。そのくらい威厳がある親玉クラスなのだ。

追星はモテモテ星という事だな。

おしまい。

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オイカワクエスト キャスト集合

オイカワクエストの主戦場の川で思わぬ面々が集合した。

前回の記事で紹介したように、去年の夏に「香港でオイカワ探してね」というオイカワクエストのタネを蒔いていってくれたナマジさんが来港。私とMaboさんは香港淡水ポイントの案内をしていた。

すると、近くに住んでいてたまたま通りかかったのが、オイカワクエストのきっかけの動画を作ってくれたPhilip。彼が声をかけてきた。今日は釣りではないがそれらしい釣り人を見つけて声をかけてくれた。

彼の動画があって初めてオイカワクエストが動き出したのだ。ナマジさんが種をまかれた後、スイッチが入るまですこしタイムラグがあったのだ。オイカワ、子供頃に遊んだ記憶はあるけれども、そのうちに機会があるだろうという程度の軽い気持ちだったのだが、彼の動画をみて「うつくしい!いっちょやったるか!」と、皆のスイッチをを入れてくれた重要なきっかけを与えてくれた。

フィリップとはずいぶんメールでやり取りをしては来たが、これまで会うことができずに面識はなかった。

期せずしてすごいタイミングで役者がそろった。

オイカワクエスト仕掛け人及びオイカワクエスト火付け役と実働部隊。左から、ナマジさん、フィリップ、Maboさん。

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そしてそのキャストが主戦場の川で顔を合わせる。なんという素敵な瞬間かしら。

日本からナマジさん、イギリスから帰ってきたばかりのフィリップ、米国西海岸経由でMaboさん。香港ローカルの川でオイカワを求める暑苦しい漢たちは、実は世界中を動いている方たちである。

香港で変態フライマン集合!

ここだけ、とても濃い空間が広がった。

おしまい。

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オイカワクエスト黒幕

オイカワクエスト黒幕ことナマジさん来港。

ニジカワムツ楽園とオイカワの楽園を案内。

今回彼は、ニジカワムツとオイカワを求めて香港へ。奇しくも予定では200魚種目を達成する予定。

彼の生涯200種目の魚種は、ニジカワムツ!になると思っていたのだが面白いことが起こった。

淡水系でオイカワ・ニジカワムツを追っかけてフライ振り回しているのだが、私がフライで釣ったことのない魚種でナマジさんは生涯200種を達成。

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それは、七星。chinese barb。

フライで獲るには、底をとらないと、七星と北江光唇魚は獲れない魚。個人的にあまり萌えないので狙っていないという、言い訳はおいといて、フライでめったにとれない魚をもって、200種達成された。

めでたい。

移動中や食事中も魚のことばかりで、参考になる話てんこ盛り。

たとえば、ツルギメダカの話題。

「ツルギメダカの雄あんな泳ぎにくい尾ひれでどうやって生き延びるんでしょうかね?」

というくだりでは、

黒幕の回答は、

「ああ、オスは流されて死んでしまっても構わないです。オスがいなくなってしまっても、メスが性転換する魚ですから。」

なるほど、、、

こんな会話が延々と続いた。

半日ご一緒したのだが私は時間切れ。後ろ髪引かれて川を後にした。

もっとご一緒したかった、、、

僕はガイドなので、フライロッドは出さずにタナゴ仕掛けを最後に出して狙い撃ち。

今日の一匹は、ツルギメダカ♀!

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Xperia V

おしまい。

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香港 ツルギメダカ

香港 ツルギメダカ

香港小物クラブで「タナゴ仕掛け」の腕慣らしにいつもの川へ。タナゴ仕掛けの番外編。

タナゴ探索はそれぞれ単独で続けているのだけれどもグループで出動は初めて。

仕掛けになれるために、オイカワ、ニジカワムツで少し練習しようというわけだ。

釣行は香港餌木マイスターの鈴木さんとの二人での出動。

途中でMaboさんも顔を出してくれた。

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魚は、希少種とされているけれどもたくさんいる、北江光唇魚。

タナゴ仕掛けでの釣りは、

思いもよらぬ超絶の面白さ

だった。

エサは、鈴木さんは黄身練り、私は、前半パスタを刻んでちょんがけ、後半黄身練り。

フライの釣りはいろいろ経験した後多くの人がヤマメ釣りに収束していくということを耳にする。

タナゴ釣り、エサ釣りの彼方先の収束方向にある釣りだという気がした。

常連メンツのオイカワ、ニジカワムツ、北江光唇は予想通り爆釣。

驚いたのは、これまで数か月見てきた川で、見えていなかった魚がいたことだ。

それは、七星とカダヤシ類の観賞魚。

鈴木さんは、七星に夢中、私は熱帯魚に夢中。

調べてみると中米原産のツルギメダカ、Green swordtail というものの原種だった。

七星は、北江光唇のパーマークが7つになったもので目が赤い。お初にお目にかかった。

グリーンソードテイルのメスは子をはらんでいた。おなかパンパン。すずさんが狙って釣った。これはタナゴ仕掛けを持たないと見えなかった魚。

臨時採用のミス香港小物クラブに登場願おう。美少女とツルギメダカ(メス)。

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この日の収穫には、餌木マイスター鈴木さんがなぜ、釣りがうまいのかよくわかった事も意義のある釣果といえよう。

それは

「繊細な表現力」

私たち釣り人は対象魚についてあれやこれや考えを巡らしたり、想像を駆使する。そこまでは程度の差はあれ、皆行うことだけれども、鈴さんはその先の「表現力」に深みがある、これが釣果につながる重要な釣り力だと感じた。

一日かかって、最後にこのツルギメダカが遊んでくれた。とてつもなく小さい対象に熱くなり、なんとか都合2匹釣れた。大満足!

green swordtail

(Xperia V HDR)

こやつも数週間前の大雨の後の激流を生き延びたのかと思うと感慨深い。このしっぽどう見ても泳ぎに邪魔で、見ていると怪我しているのかと思える程不器用な泳ぎ方なのだ。それがこの川に根付いている。外来種なのだけど懸命に生きている。香港で広い範囲に生息しているよう。

不器用に見えるが、胎生で繁殖力が強いことで生き延びているのだ。

本来は腕慣らし後タナゴクエストに行く予定だったが、あまりの面白さにツルギメダカ・七星クエストに丸一日費やしてしまった。

おしまい。

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奥の野にタナゴもとめむ

香港 タナゴクエスト

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淡水シリーズ、「たなご」をエサ釣り番外編として選んだのだが、これがまたとんでもなく難しい。

過去達成できなかったテーマに、サーフでシーバスというお題があったけれども、これはタイミングに恵まれなかっただけで、不可能ではない。

香港タナゴ、情報少なすぎる。その上実際に生息しているところ全く見つからない。

事実として殆ど生息していない。かなりの時間を割いて情報収集を続けているし、足も使っているのだが、手掛かりが非常に少ない。

香港でタナゴの話題の発端は、

2013年夏、香港北部開発計画vs開発反対というテーマでニュースになった

ことから始まる。

香港にはバラタナゴが極めて限られた地域に生息していて、その区域が開発計画対象地域にもいるということだった。

その生息域はこれまで確認できたもので3か所あってどれも湿地帯。そのうち一か所は現在も立ち入れない。残りの2か所の対象地域を探しても見つからない。

このタナゴクエスト、ゴールが見えない。

情報が殆どないというのは、バラタナゴの生息を確認したという根拠が、開発計画に意見をするアセスメントの報告書のみ。おそらくちゃんとした研究員だか学術員がしたものだけれども、問題はそれ以外に全く手がかりがないのだ。

他に存在する情報は「1980年に確認されていた」というもの。フライ友人が「10年前、オイカワのいる川でも確認できていた。しかしもういない。」というもの。

政府側は、予算かけて手間かけて、きっちり開発の計画書やアセスメントの報告書を作成。これはまあ当然だし、資力があるのでできる。

問題は、反対派の態度。調べれば調べるほど誰もバラタナゴのことなど気にしていない。単に権利や補償金目当て。反対派でバラタナゴの調査をしている人は

ひとりもいない。

反対のための反対。単に利用しているだけ。

残念なことだ。

まあ、こういうことは普遍的にいずこの国でもに起こっている。

政府の方はというと、利害調整や意見調整を淡々粛々と進めている印象。

で、問題の開発予定地まで足を運んでみた。2013年6月に新たに解放された国境地帯禁区の一部でそれ以前だったら踏み入れられない地域だった。

実際に現地に足を運んでみて感想は、

こんな奥地に来る前に、先に開発できるところいくらでもあるだろ!

というもの。

おそらく、地価がほかに比べて極端に安価なのだろう。

地域開発の名のもとに、バラタナゴの生息域がまた一つ消されるかもしれない。

とはいったものの、日本では大陸バラタナゴは外来種として歓迎されていない。極端な話香港でバラタナゴ絶滅しても、トキが日本国内で絶滅して、海外から持ってきたように、持ってこれるし、、、と思うのはひねくれすぎか。

正直なところ反対派の反対のためにバラタナゴを利用しているという姿勢に腹が立ってしょうがない。

一人で腹を立てていても致し方ないので、ここで一句。

おくののに たなごもとめむ まめぶなに

はま丸

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奇跡の一匹。

ちゃんと、フライで釣ったど!

遠目に見たら、フナも体高があり、タナゴに似ている。

釣るまでの胸と高鳴りっちゃありゃしない。

つってがっかりしたかというと。

否。

苦笑いして、現実の厳しさを教えてくれてありがとう!という気持ちだった。

おしまい。

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